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あの絵を肴に

美術館愛をお酒を片手に語っております

だから彼の作品が好き so this is why I like his works!

奈良美智さんという、私がすきなアーティストの方がいらっしゃるのですが、もうだいぶ前(去年!)の話で恐縮ですが、彼がすきな作品群が展示された展覧会に行ったのでした。(東京国立近代美術館奈良美智がえらぶMOMATコレクション”)

スマホのギガの消費量が著しくなったので控えてたのですが、今日はギガが安定してる気がするので、えーい、思い切って。

 

考えこまず直球で良くて、「アートってなんだか難しいんじゃない??」って思ってる人にも観て欲しい!

と思ったので、撮りまくった作品群を載せますよ(こらえておくれギガ!)

 

まずはフライヤーにも使われていたこの絵から。 

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古賀春江  〈月花〉

古賀さんの絵は近美の今(2017年2月初旬)のMOMATコレクション展でも展示されていて、古賀さんならではの突き抜けた明るさのような感じと、ほんわかとかわいらしい感じがとてもよいのです。

 

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長谷川三郎〈オルレアン街道の雨〉

童話のような雨風景。

童話のような絵、すきです。

 

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長谷川利行〈新宿風景〉

こちらも童話のような新宿?

個人的に今、新宿とは縁があるのですが、ネオンじゃないこんな明るくカラフルな新宿、いいですね。

 

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草満信成〈三部試作「成長」手伝〉

歳の近い従姉妹達とおばあちゃんちで過ごした夏休みを思い出しました。

牧歌的な、金色の、人生の財産のような夏休み。

 

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香月泰男〈釣り床〉

色彩、構図、シンプルさ、無条件で好きな絵。

シンプルな絵、すき。

 

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野口謙蔵〈霜の朝〉

柳田國男遠野物語みたいで良い。

寒い地方の寒い朝の匂い。

 

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土方久功〈猫犬〉

言葉はいらない。

Cute!!🐶🐈🐕🐱❤

 

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中村岳陵〈少女〉

この絵は私が持ってる中村岳陵の図録にも載ってるのですが、自分が愛しいと思ってるものを、奇を衒わずに愛しいまま描きあげられたんじゃないかという、愛しさに清々しさまで感じられる絵。

中村岳陵は、他にも愛しさと清々しさとを感じさせる絵をたくさん描いています。

好きな作家さん。

 

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辻永〈椿と仔山羊〉

これは可愛い。

ど直球の可愛さ。

ピンクと椿と仔山羊。

絵画でこんなに素直に可愛さを追求していいんだ!と、なんだか許しを得たような気分。

 

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横山潤之助〈裸婦〉

好きな子のヌードを思う時の神聖さと照れくささみたいなものを感じます。

奈良さんはこの少女の髪の毛の描き方がとても良いと。

うん、良いです。

 

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須田国太郎〈犬〉

黒い犬、赤い目、緑がまじった絶妙な配色のバック。

私のために描かれた絵ではないかと思ってしまう。

この絵を描いてくれてありがとう、と思う絵に巡り合う事はとても喜ばしいことですが、この絵もそんな喜びの一枚。

 

そして、松本竣介

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〈Y市の橋〉

 

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〈並木道〉

 

奈良さんと松本竣介の絵のコラボ展示(二人のファンにとってはたまらないですね)

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そして、これ。

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耳が聞こえなかった松本の自画像に、奈良さんが描いたギターを弾く女の子が音楽を聴かせているような。

絵だからこそ実現できる、優しい計らいがいいです。

 

他にも奈良さんの師匠であり、松本竣介の親友でもあった麻生三郎、榎本千花俊、萬鉄五郎(一人の老紳士が絵の前で、両手の親指と人差し指とでパースをとって、ずーっと真剣に観ていたのが印象的)、村山槐多など盛りだくさんだったのですが、ギガも心配なので…。

 

奈良さんの作品は、奈良さんとこれらの作品との出会いがあったからなのですね。

本にしても映画にしても音楽にしても、自分がすきなものを作る人のすきなものを辿っていくと、またさらにすきなものに出会あるという、芋づる式の出会いの連鎖のような幸福な現象はままあることですが、出会いの宝庫のような、とても幸福な展覧会でした。

 

奈良さんは今年の夏、豊田市美術館で個展があるみたいです!

これも私のすき同士のコラボ!

今から本当に楽しみです!!