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あの絵を肴に

美術館愛をお酒を片手に語っております

マリメッコもマリメッコっ子も知ってるよ

このところスマホのギガが勢いよく減っていくのでSNSは自重してましたが、久しぶりに美術館に行った話題を(ギガの関係で短めですが。短くなるかな?)。

バタバタしてたので美術館自体も久しぶりだったのですが…。

 

先日Bunkamura ザ・ミュージアムマリメッコ展に行って参りました。

 

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おしゃれさんでもそうでなくてもこのデザインには見覚えがあるはず。

私みたいに「あなた、なんてオシャレ!」とかあまり言われたことのない者でも、この赤いお花(『ウニッコ』。ケシの花だそう)がどこのブランドのものなのか、ええ、知ってますとも!

だから普段美術館に行かない人とでも、展示が始まる前から「今度Bunkamura でやるマリメッコ展ってさ…」って話題で盛り上がって、楽しめた。

こういう、美術好きでなくてもみんなで楽しめる展覧会というのもいいもんですね。

そもそもマリメッコのデザインが、見ていて楽しくなるようなデザインばかりですものね。

着ていて、使っていて、自分がいい気分になれそうな、だから展覧会も見ている方もハッピーになれる、そんな展覧会でした。

 

思ったのが、自分自身で何かを表現するのに一番手っ取り早い方法がファッションなのですよね。

今頃になってレンタルで「アグリーベティ」を観ているのですが(ファイナルシーズンに突入中)、言うまでもなくこれはファッションに疎い編集者志望の真面目なメガネのぽっちゃりちゃんのベティが、ファッション雑誌の編集長のアシスタントになっちゃって、ファッション業界や業界人に揉まれながら成長していくアメリカのテレビドラマ(メキシコ発)なのですが、そんなベティが新進気鋭のデザイナーのファッションショーを初めてプロデュースする事になった時、その試行錯誤の中で、ふと気づきを得るのです。

「ファッションは芸術だ!」と。

「自分で感じたことを人々と共有するためのものだ!」と。

 

ファッションとはモテのためのもの、と思ってる方もたくさんいらっしゃるのもわかってるし、そんな方の中には誠にお気の毒と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、モテファッションとは縁遠い私(ベティに共感するところがいっぱいあります…)には、このベティの言葉がしっくりきたのですよね。

 

マリメッコのデザイナー達のデザインに対する姿勢というのは、このベティの言葉と重なるものがあるように思いました。

真摯に、世の中の人たちに、自分たちが気持ちいいと思っているものを気持ちいいと思えるデザインで送れるように。

人々が気持ちよく生活できるように。

そんな思いが伝わってくるような、よい展覧会でした。

私も、いつも寝ぼけまなこで決まりきった組み合わせの服ばかり選んでないで、もう少しファッションに敬意を表して、ファッショナブルにアグレッシブに生活してみようかしら、と、ふつふつとオシャレ意欲みたいなものが湧いてきたりしました。

自分が気持ちよくいられる格好で、日々生活できたら、それこそ本当に気持ちのよい生活になるのでしょう。

 

気持ちよくなれるマリメッコ展、今月12日まで(いつも終了間際に行ってしまう)。

次は「これぞ暁斎!」展(2/23〜4/16)だそうです。

河鍋暁斎ですよ!こちらも楽しみですね。